ウールとは?春夏も秋冬も活躍する素材の特長

羊毛・羅紗・ウール・ラシャの縮みと毛玉

ウール(羊毛、羅紗、ラシャ)とは?

ウールは羊の毛で作られた動物繊維です。羊は数千という種類がいますが羊毛で使われる羊はメリノ種が一般的です。 ウールはスーツは年中を通して使用されるほか、冬場はコートやセーターなどにも利用され、一年中需要があります。その理由は春夏は比較的涼しく、秋冬は暖かいというとても優れた特徴に加えて型崩れやシワになりにくく汚れに強いというメリットがあるからです。

ウールの特徴

キューティクル(スケール)

羊毛は人間と同じ哺乳類の毛なのでシャンプーのCMなどでおなじみのキューティクルがあります。キューティクルは顕微鏡などでみるとうろこ状の形をしており、繊維業界ではキューティクルを「スケール」と呼びます。 このスケールは外気の温度に合わせて開閉する性質があり、湿度が高いとスケールが開き湿気を繊維内部に吸収し、空気が乾燥すると生内部の湿気を放出しつつスケールが閉じます。 つまり、夏場は湿気を吸収することで蒸れを防止して爽やかに感じ、空気が乾燥する冬場は湿度を保つことが可能なのです。そのためウールは天然のエアコンとも呼ばれています。

多様な種類の糸を作ることができる

スケールのうろこ状の形状は繊維同士が絡まりやすい性質があり、多様な種類の糸を作り出すことが可能です。 例えば秋冬のウールは甘く撚られているのでクリンプで膨らみを出すことができます。その糸で編んだセーターは肌触りが柔らかく空気をたっぷり含んでいるため保温・断熱性に優れています。 一方で、春夏のウールは強く撚られた糸を使います。そうするとクリンプの膨らみがなく空気を含まず、保湿効果のない通気性のよい生地を作ることができます。 またドレープ性もあるためサマードレスなどにも使用されています。

型崩れやシワに強いクリンプ(縮毛)

羊といえばまるで天然パーマのような縮れたもこもこした毛に包まれている様子がまず思い浮かびますよね?この羊の天然パーマのことを繊維業界では「クリンプ」といいます。 天然パーマなので伸縮性があり負荷がかかっても元の形状に戻りやすい性質を持っています。そのため型崩れやシワができても戻りやすく、少しのシワであれば霧吹きを吹きかけてハンガーにかけておけば回復します。 ただし、強く撚ったサマースーツは水分による糸の緩和が発生するので霧吹きやスチームアイロンは避けてください。

発熱性

ウールは驚くべきことに自分で発熱する「発熱繊維」と呼ばれる繊維にも含まれているため発熱します。その仕組みは吸湿熱という湿度が移動するときに発生するエネルギーが熱に変換されているため、ウールは発熱します。

撥水性

うろこ状になっているスケールは瓦のようにちょっとずつズレながら重なっており、少しの水滴であれば弾くことが可能です。そのため水溶性の汚れに強く、着用のたびにクリーニングに出す必要はありませんし、少しの汚れならクリーニングで汚れを落とすことが可能です。

難燃性

さすがに火を直接近づけると燃えだしますが、火を話すとウールについた炎はすぐに消えます。そのためウールはカーペットや消防服、カーレーサーのインナーなどにも使用されています。

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